合資会社 クワトロシステムズ
HQ300シリーズターンテーブルコントローラ
HQ300シリーズターンテーブルをPCから制御するためのインタフェース&ソフトウェア
機能
ターンテーブルをPCの画面上で操作できます。
標準型はアジマス回転など1軸を制御します。
オプションで制御軸を追加できます(エレベーション、エレベーター、偏波切替、ボアサイト回転、サテライト回転、リニアアクチュエータなど)。
ターンテーブルの機能(機械原点あり/なし、アラーム信号、非常停止ボタンなど)に対応できます。
特長
ターンテーブルコントローラを専用のハードウェアではなくWindowsパソコン上のソフトウェア(バーチャルインスツルメンツ)で実現しました。
ターンテーブル側はモーターとギアボックスのみのシンプルな構造で済むため、低価格で柔軟性に富みます。
ActiveXおよび簡易Telnetサーバを搭載していますので、自作の測定プログラムからも利用(同一PC内またはネットワーク越し)できます。
画面例 1(標準型および多軸対応)(軸ごとにパネルが割り当てられ、並列に操作できます)
画面例 2(ローコスト2軸対応版)(機械原点非対応、1軸ごとの排他操作)
動作環境
CPU速度とメモリは各OSが快適に動作する程度あれば、特にパワーを必要としません。
仕様(アジマス部)
角度表示範囲 | 符号付20ビットカウンタの範囲(標準±1966度、ターンテーブルの仕様による) |
表示分解能 | 0.01度(高分解能モード) 0.1度(多回転モード) |
停止指令精度 | ±0.004度以下(高分解能モード) ±0.04度以下(多回転モード) |
バックラッシュ | ターンテーブルのメカニズムに依存(機能がある場合は正逆転時の自動補正可能) |
基準点 | 起動時0度、機械原点(ターンテーブルの仕様による)および任意リセット |
回転速度 | 毎分0.01〜10回転、分解能0.01で任意指定 |
加速・減速度 | 加速度または加速時間で任意設定(加速度/減速度は同一) |
回転範囲 | 角度表示範囲内で任意設定(ソフトウェアリミット) または無限回転(角度表示は読み取り不能) |
接続I/F | USB1.1/2.0、メタルケーブル(延長ケーブル使用可能) |
ActiveXサーバ Telnetサーバ |
・受信コマンド: 時計回り,反時計回り,目標まで回転,停止, 角度リセット,目標角度設定,回転速度設定, 終了,原点検出(ターンテーブルの仕様による) ・送信ステータス: 現在の角度,回転中,上限リミット,下限リミット(組み合わせでアラーム状態を示す) |
特殊仕様例(詳しくは販売会社にお問い合わせください)
CAT-200コントローラ(株式会社昌新様取り扱い)をGPIBで制御し、同様のユーザインタフェースで操作できるようにしたバージョンを試作しました。
お手持ちのCAT-200をM-Linkシステムなどで利用することができます。
お問い合わせ先(販売会社)
株式会社ティエスエスジャパン
メール:info@tssj.co.jp
Webページ:https://www.tssj.co.jp/apattern.htm
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