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グラフィカル・アプリケーション
ここではいわゆるGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)のプログラムのことを指しています。
MS-WindowsやMacintosh、X-Windowなどのウィンドウシステムの上で動作するプログラムだと思ってください。
WindowsだけならWindowsプログラムって言ってしまえばいいんですが、LabVIEWはマックやUNIXでも動くもんで、言い回しが面倒なんです。
実はLabVIEWはネイティブというか、それぞれのアプリケーション開発のガイドラインにはそぐわないところがあります。これは元々がMacintosh用に開発されたことと、プラットフォームが違っても互換性を保つためなどの理由によるものと思われます。
ボタンやつまみ、グラフなどは3Dを駆使して描かれていて、それはそれでかっこいい凝った画面が作れます。
ほとんどの機能(グラフであればレンジの変更、オートレンジ、カーソルリードアウト、凡例の操作、ズーム/スクロールなど)は画面に貼り付ける部品が標準で持っているので、いちいち自分で機能をプログラミングする必要はありません。
反面、Excelなどのいわゆるオフィスアプリケーションと同じ操作性を持たせたくてもできません。
まあ、はっきり言って計測制御の画面を作るには全く問題ないです。
メニューバーのユーザー定義やダイナミックな変更、INIファイルの作成や読み書きをすることもできます。ユーザー操作のイベントを待って処理を行うこともできます。
Windowsで言えば、レジストリの読み書きもできます。ActiveXサーバ/コンテナにもなれます。EXEやDLLも作ることができます。な〜んも考えずにマルチスレッドアプリになり、Pentium4のハイパースレッディングにも対応します。
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