文字列がファイル名に使えるか調べる（Windows）

文字列がWindowsのファイル名に使えるかどうかを調べて、結果を返します。

全角文字にも対応しています（Shift-JIS）。

たとえば、文字列制御器に入力するときに、Ctrl+＼をタイプする （「＼」は逆スラッシュ｜かな入力の「ろ」｜Shift+でアンダースコア のキー） と制御コード0x1Cが入ってしいます。アンダースコアを入力しようとしてShiftとCtrlを押し間違えると入りますが、制御器が標準表示だと見えないので気が付きません。

入力

• Filename String
  調べたい文字列。

出力

• Result
  検査結果
• Message
  ユーザへのメッセージ

ダイアグラムの解説

1. 文字列が空でなければ、U8配列に変換して1バイトずつ調べます。Windowsで予約されている文字があったら、「ファイル名に使用できません」で終了。
2. 制御コードが含まれていたならば、「?バイト目に制御コード(0xΔ)が含まれています」で終了。
3. 1バイト目が0x81以上ならばそれに続く2バイト目のデータを調べるために「1バイト目?」フラグをFALSEにして次の1バイトチェックを続行。
4. 1バイト目が問題なかったら「1バイト目?」フラグはTRUEのまま次の1バイトチェックを続行。
5. 2バイト文字の2バイト目に定義されていないはずのコードがあった場合は、「全角2バイト目に不正なコードが含まれています」。

制限または仕様

• Windows専用です。Macなど予約文字が違う場合は修正してください。
• 2バイト文字はShift-JISを前提にしています。他のコード体系だとバグるかもしれません。
• LabVIEW2014のVIです。他のバージョンでもコンバートすれば使えるはずです。

ダウンロード

Check String for Filename.vi (18kB)