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DACS-2500K-PMV6(旧 DACS-2500-PMC6)USBモーションコントローラ用 インスツルメンツドライバ
WindowsPCでステッピングモータやサーボモータの位置決め制御をしたいときに、NIにはUSBをはじめ拡張デバイス型のモーションコントローラがありません。
よく利用させてもらうのは、ダックス技研さんのDACS-2500K-PMV6シリーズ(DACS-2500-PMC6/PMV5/PS5/PXYの新型)です。6軸の台形/S字駆動ができ、リミットスイッチ入力や汎用DIO、ウォッチドッグも付いて1万円台と格安です。新型は移動中に速度を変える(台形駆動時)ことや無限駆動もできるようになりました。ディップスイッチ設定でラインドライバ(差動)出力にもなります。6軸を完全に独立して扱うことはできませんが、普通にサーボモータやステッピングモータを制御するには充分です。
出力はLV-TTLまたはオープンコレクタなので、パルス入力タイプのモータドライバを介してモータを駆動してください。
こいつのUSBインタフェースチップは定番のFTDI製で、ダイレクトドライバと仮想COMドライバがインストールされます。LabVIEWから使うときにはどちらでもいけます。仮想COMドライバは標準のシリアルポートとして認識され、VISAで制御できます。ダイレクトドライバのDLLをコールするのは多少面倒ですが、そのほうが性能が良いので、そちらを使うことにします。
制御コマンドも良くできています。ただ、マイコン寄りで少々分かりづらいので、NI-Motionに近いパラメータで指定できるようにVIライブラリにしました。
赤い丸の付いたVIはFTDIのFTD2xx.dllのラッパーです。同社のチップを使ったデバイスに流用することができます。
サインスマート社のUSB 4CHリレーボードを動かすためにBitBangモードにするVIを作ったので、オマケに付けました。
MITライセンスで配布します。全ては自己責任ということを承知の上で商用利用も含め自由に使ってもらってかまいません。LabVIEW2019のVIですが、他のバージョンに変換しても動くと思います(2008年の初回リリース時はLabVIEW7.1のVIでした)。
VI Treeのダイアグラム(llbのトップVI)
ヘルプの例
制限または仕様
ダックス技研さんには了承をいただいています。ただし先方はVIにはノータッチです。この件についての問い合わせはしないようにお願いします。
原点検出のVIは無いのかって?…これらのVIを組み合わせればできますよ(^-^)
ダウンロード
da25kpmv6.zip(659kB)
解凍後、Readme.txtを読んで使用条件に同意の上、説明に従ってExample VIを試してください。
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