拡張版 New Directory 関数

新規ディレクトリを作成する New Directory 関数は、最下層のディレクトリしか作ってくれません。すでに同じディレクトリがあるとエラーになる上、指定したパスの途中のディレクトリが存在しないとエラーになります。
まだ存在しない階層のパスでも可能な限りディレクトリを掘ってくれるように拡張しました。

入力

• Directory Path
  作成するディレクトリのフルパスです。

出力

• Directory Path out
  最終的なディレクトリパスです。
• Directory Tree
  作成したディレクトリの各階層を配列で返します。

ダイアグラムの解説

1. パスを文字列配列に変換します。
2. もし相対パスで指定されていたらデフォルトディレクトリに作成します。（ここは作るアプリに応じて変えてください）
3. 上層から順にディレクトリを作ります。もしすでにあってもエラーは無視します。
4. 最後のディレクトリパスを調べ、存在しない（パスがおかしいか同名のファイルがあったため作れなかった）場合はエラーを返します。

制限または仕様

• LabVIEW7.1のVIです。それ以前のバージョンでもコンバートすれば使えます。
• LabVIEW8.0以降のNew Directory関数にはこれと同じ機能が実装されちゃいました。

ダウンロード

new_dir_p.zip(16KB)