LabVIEW評価版ソフトウェア

LabVIEWを実際に触って試してみたいという方は、無償の評価版パッケージを手に入れるといいです。
2004年7月現在ではWindows版のバージョン7.0です。製品は7.1になっていますが、大きな差はありません。

日本NIのWebからダウンロードするか、CDを郵送してもらえます。CD2枚に60ページくらいのテキスト（右写真の入門マニュアル）がつきますので、郵送してもらったほうがいいと思います。

動作環境

日本語Windows2000/NT/XP/Me/98で利用できます。Windows95はサポートしていないので注意。NTはSP6以降ね。
どうやら他のプラットフォーム用はなさそうです。

CDは2枚

1枚目はLabVIEW 7 Expressの本体

2枚目はDAQ、GPIB、VISAなどのドライバです。インストールすると関数やサンプルVIが増えるので、該当するハードウェアを持っている方はもちろん、そうでなくともインストールしてみることをお奨めします。

制限事項

使える機能に制限はありません。が・・・

• １つのVIの実行時間は最大５分間までです。
• 別々のVIの実行時間が合計60分になるとLabVIEWはタイムアウトします。LabVIEWを再起動しなければなりません。
• 最初の起動から30日間で試用期間は終了します。
• 最初の起動から15日を過ぎると起動時にタイムアウトまでの残り日数が表示されます。
• 2006年3月17日以降は起動できません。
• パネルとダイアグラムに透かし模様が入ります

秘技！・・・30日の制限は、もう一度評価版をインストールしなおすことで回避できます。

使えるぞ！

この評価版、いくつか時別爆弾はあるものの、ほぼ全ての機能を使うことができるしサンプルも製品版と同じだけたくさんついているので、かなり長く遊べます。

本をゲットしてさらに使い倒す

この評価版を教材にした本が出版されているので、そちらを買えばもっと詳しくわかる上、計測ボードを持っていなくても楽しく実用的な計測プログラムを作ることができます。
１日１時間遊んでいれば、そのうちあなたも立派なLabVIEW遣いになれること請け合い(^_^)

使用中にライセンスマネージャが文句を言ってきたら

LabVIEWやMeasurement & AutometionでDAQ Assistantやいくつかの設定をしようとしたときに、ライセンスマネージャ画面が出て、「ライセンスが取得されていません」と言われることがあります。

「ライセンス制約を理解し、それに従います。」チェックボックスにチェックをし、「Next>」もしくは「次へ>」ボタンをクリックします。そして、DAQ Assistantの構成ウィザードを終了した段階で、下図のダイアログが表示されます。

「ライセンスなしの状態で実行」ボタンをクリックすれば、通常のDAQ Assistantの画面になります。

もし不具合が出たら

ないとは言えないので注意。
不具合が生じたときは日本ナショナルインスツルメンツ社のサポートに連絡して指示を仰いでください
Tel(03)5472-2970
Fax(03)5472-2977
infojapan@ni.com

• 大切なファイルはバックアップを取っておくこと。
• 他のLabVIEW製品と一緒にインストールしないほうが賢明。特にデバイスドライバ。
• 製品版を買ったら、先に評価版をアンインストールしてからインストールすること。